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くすぶる役者への想い

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レオナルド・ディカプリオに憧れて役者になって映画に出たい。

そんな想いを胸に抱いた高校時代。とは言っても当時の僕の生きがいはサッカー。部活の朝練にもちろん放課後も練習、土日は試合。サッカー部を引退するまではそんな日々を過ごしていました。そして空いた時間はみんなとカラオケ、一人で映画を観る。そんな青春だったなぁ。しみじみ。

月日は流れ進路です進路。大学に進学するのか、役者目指しちゃうのか、もうホントにZARDの揺れる思い状態です。

しかし、何気に家は大学に行くのが当たり前、大学には行きなさいという家庭で育っていまして。今思うとこれってむちゃくちゃ贅沢でありがたいことなんですよね。今僕に子供がいたとして、大学まで進学させるってものすごく大変というか、役者一本で食べてたとは細々とした生活をしてた僕からしたら想像すらし難いこと。親に本当に感謝です。ご先祖様にもね。

ただねぇ、そういうことがわかってくるのって大人になってからなんですよね。当時はやっぱり大学なんて何の意味があるんだよとか、将来普通に就職する気もないしとか、そんあ想いしかありませんでした。それよりも役者をやりたかったし。

そういえば僕なんでかわからないんだけど、中学ぐらいの時にはもう漠然と、将来就職して普通に働くことはないだろうって思ってたんです。まだ役者になりたいとか思ってない時から。当時はサッカーでプロになるつもりだったけど、そういうことでもなく、自分がスーツ着て会社行くって想像できなかったんですよね。尾崎豊とか長渕剛ばっか聞いてる子供だったからかな。少なからずそういう影響って絶対あると思う。僕昔も今も単純だし。

大学に行く行かないは結構揉めた気がします。ただまあやっぱり母親ってすごいなって思うのは、勉強するのが嫌なだけだろう、逃げたいだけだろうと僕に言ったわけです。見事に乗せられた僕は、上等じゃないか状態になったわけです。受験だけして受かってみせるわ!入学はしないけど!と。今思えばそう言えば僕がやると思ってたんでしょうね。まんまとがっつり勉強して受験して試験に受かったわけです。特にすごーいと思われる大学じゃないけど、まぁ有名ではあるからサッカーバカだった僕にしては頑張りました。

ところが、それでケリがついたと思っていたのは僕だけでした。なんと早々に入学金を払ったと僕に言ってきたのです。なんだって?それが大金なのは当時の僕にもわかること。親は知っていたんですね、根がくそ真面目な僕がそんな状況になれば大学に行くに違いないと。そんなわけで、役者や映画に対する思いをふつふつと胸に抱いた僕はそれを爆発させることもないまま、楽しいことなにがあったっけと考え込んでしまうくらいエンジョイの欠片もないキャンパスライフを過ごすのでした。

いろいろ書いてますが、今はわかるのですよ?それがどんなに恵まれたことっだったのか。そしてせっかく行ってるならもっとエンジョイすれば良かった、もっともっと勉強すればよかった。大人になっった今ならそれがわかる。でもこれを伝えようとしてもきっと大学生の人達はわかてくれないだろう。だって僕がそうだったんだから。自分が大人になってわかったからってそれを押し付ける。うん、とても身勝手ですよね。

すべては自己責任。どんなことも決断した自分がいるからその場所にいる。だから主体性を持たないと。そんなことを何に対しても反抗したい盛りの年齢の時にわかるわけがない。

僕は結局大学に通いながら芸能活動を始めたけれど、行っていなかったらまた違った役者人生になっていただろうと思う。でも今は後悔していないし親に対して感謝の気持ちしかない。当たり前だけど。

演劇部とか映画研究部とかになんの魅了も感じなかったパンクファッション(ちなみにオシャレ系じゃなくライダースに自分で鋲を打ちまくったり、なんでもかんでも服は破って着ている、耳にはピアスじゃなくて安全ピン指してるゴリゴリ系)に身を包んだ僕は、役者に対する思いを眠らせパンクバンドを始めることになるのです。

次回に続く・・・。

あゝ、荒野バナー

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