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いざ初舞台本番へ 銀河劇場

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着々と稽古は進んでいき、初舞台の本番も迫ってきます。稽古も中頃を過ぎたころにはだいぶ共演者の皆さんと仲良くならせて頂き、やりがいを感じているのと良い方たちに囲まれてるのとで、稽古場行くのがホント楽しかったなぁって思い出があります。もちろんお芝居に関しては演出家からダメ出しがあったり覚えること大変だったりでいっぱいいっぱいでしたけどね。ただ後になって思うと、この時の演出家さんはあまり演技に関しては個人的にダメ出しをする人ではなかったなぁと思います。その後に続々出会う厳しい演出家や監督に比べると本当にあまり言わない人だったなと思います。舞台全体のことに関してはもちろん緻密に演出されていましたけどね!

そうそう、一つ言い忘れましたが実は私、厳密に言うとこの作品が初舞台ではありません。この前に、まだ初CMをやる前だったと思いますが、すごい公演回数も少なかったんですが一応ミュージカル的なものに出演しました。この作品、ん~、何と言いますか・・・たしかギャラも頂いたのでちゃんとお仕事だったんですが、いわゆる発表会みたいな感じでしたね、自分の感覚的には。申し訳ないですが、記憶も殆どないしプロフィールにも途中から載ってないんじゃないかな。ウィキとかには書いてあるかもしれないけど。これがいわゆる黒歴史ってやつなんですかね(笑)

そんなわけで、初舞台の話に戻ります。衣装付き通しも終わり、いよいよ本番、だったはず(笑)もちろんそこまで詳しく覚えてません!15年ぐらい前ですもん。でもこの初舞台、前述したように僕は本役以外に5,6役やっていたわけですが、つまり衣装の着替えが大変だったんです。それは覚えてますねぇ、周りの人たちに助けてもらいながら着替えてましたね。僕未だに早替えって苦手だし嫌いなんですよね。好きな人あんまりいないのかもしれないけど。「俺早替え好きなんだよね~」って聞いたことないからたぶんそんな役者いないんでしょうきっと。早替え苦手意識はこの時に植え付けられたのかなって今思いました。あれって何気にすごいプレッシャーなんですよね、出トチるわけにもいかないし誰も手空いてなくてなければ一人でババって着替えなきゃいけないし。今まで何度もやってきてますが、未だに苦手ですね、もちろんやれと言われればやりますけど。

そして稽古最終日には稽古場打ち上げがあり、この時座長さんにいろいろ良いことを個人的に言って頂いたのを覚えています。つかこうへいさんや蜷川さんの作品に出演しているベテラン俳優の人ですからね、そりゃあ嬉しかったです。実はこの時に座長の息子さんが稽古場に遊びに来たりしていたのですが、12、3年後に僕は成長したこの時の少年と劇場で再会します。あんなに小さかったのに・・・と感慨深かったです。後で詳しく書く時が来ると思うのでここではあまり触れませんが、ちなみに彼はダンスが特にすごい俳優で、今もかなり活躍していて話題作に続々出演しています。

さぁ

いよいよ劇場入りです。天王洲アイルにあるアートスフィア。今の銀河劇場です。ここが初舞台ってすごい贅沢ですよね。これまで何度も役者友達の舞台観に足を運んでいますが、僕がこの劇場のステージに立ったのは後にも先にもこの時だけです。この作品は劇団の公演だったので、セットを組んだりの準備を劇団員の方達もやるんですね。これを「たたき」というだという事もこの時にF君に聞いて知りました。「俺らは行かないで大丈夫っすよ!」とも言ってくれたのを覚えています。なので皆さんより1日遅れで劇場入りしたわけですが、たしか前日に終わってなくてこの「たたき」のお手伝いをした気がします。それとも前日のも行ったのかよく覚えてません。唯一覚えてるのはネジを自動で打ち込むマシン(よく見かける銃のトリガーみたいのがついてるやつ)をこの時初めて使ったことです。「うおーこえー!」って思いながらやったのを覚えてます。ありがたいというか申し訳ないというか、たたきをやったのは今まで役者人生でこの1回だけですね。だから尺とか寸とか覚えられないんだろうな。

僕はこれを書くにあたって覚えてないことは覚えてないと正直に書いているわけですが、今回に関しては場当たりとか初日がどうだったとか全然覚えてないです!ただ1つ早替え以外にプレッシャーがあったことを思い出しました。「転換」です。舞台上で場面が変わる時にセットを捌けたり次のセットを出したりするあれです。立場的にも転換結構あったと思うんですよね、暗転中の転換とか無音の中で絶対音出しちゃいけない転換とか。あれ僕思うんですけど、ちょっといいかげんな性格ぐらいの人がやった方がいいと思いますよ。生真面目な人がやると必要以上に神経使って疲れちゃいますからね。僕とか向いてないですよ(笑)自分が出てるシーンの方が全然楽。裏とか舞台袖でガッシャーン!とかやって人のシーンを壊すとか本当に嫌ですもん。

そんなこんなで公演も続いていくわけですが、本番も楽しかったですねぇ。うん、楽しかったです、舞台楽しいなって感じてたと思いますこの時。舞台ってやっぱりトラブルが起きるんですが、それがまた楽しかったりして、みんなで頭フル回転してフォローしたりとか。この作品でももちろん小さいことだけどいろいろ起きてて、僕もやらかしましたね、いや一応セーフだったのかな(笑)

次回に詳しくご紹介します・・・

次回に続く・・・。

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