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山下敦弘監督の現場に行きたい!と思い人生初のエキストラ出演。事務所に内緒で出たら全然バレた(笑)

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こんばんは!

なんですか都内のこの寒さは・・・いきなり寒いのホント止めて欲しいです(+_+)

もう大丈夫と思ってヒートテックのタイツここ最近履いてないというのに・・・。

そんなわけで、は~今日は死ぬかと思いましたよ。大げさですみません(*‘∀‘)

そんなわけで、本日はまた役者のお話、私の若い頃の古いお話を・・・

はじめてエキストラをやったお話

あれは2003年か2004年か。まだまだ俳優として全然食べれなくて、日々の大半は映画館でのアルバイトに精を出す毎日。(とは言ってもワークショップ行ったり映画や舞台沢山観たりはもちろんしていましたよ)

事務所からのオーディションだけじゃ満足できず、本屋でオーディション雑誌見たりネットでオーディション情報探したり。良さげなのがあれば女性マネージャーMさんに受けたいと報告し、オーケーが出ればMマネージャーがプロフィールを送ってくれる。そんな日々だったと記憶しています。

とにかく焦っていたし現場に行きたくて仕方なかったんです

そんな中、ふと目についたのが、山下敦弘監督の新作映画のエキストラ募集。

今でこそ有名監督の山下敦弘監督ですが、皆さんご存知ですかね?

テレビだと「山田孝之のカンヌ映画祭」に監督役、まぁ本人役として出演していた山下敦弘監督です。最後山田孝之ともめて脱走して爆破した人です(笑)

近年の有名作品で言うと「マイバックページ」「苦役列車」「味園ユニバース」「オーバーフェンス」などなど。

当時は映画好きな人は知っているって感じの知名度だったと思います。インディーズ界では有名、みたいな。監督作品の「ばかのハコ船」や「リアリズムの宿」が話題になっていましたね。

映画好きの僕はもちろん山下監督の存在は知っていまして、エキストラ募集を見て(たしかネットで見たのかなぁ、Breathっていう麻生久美子さんのいる事務所のHPだったかもしれません。Breathは今はもちろんですが当時から映画制作を行なっている事務所だったので。)

エキストラでいいから山下監督の現場を経験したい

そう思った僕は初のエキストラ出演を決意します。

しかし、当時の僕は思ったのです。

大事に育ててくれてるMマネージャーがエキストラ出演など許すわけがない

と。

ここではじめて真面目な若かりし僕は、謀反を起こします。大げさ(笑)

内緒で応募したのです。

エキストラ出演とはいえ、必要なのは5人ぐらいとのことでしかもちゃんとエンドロールに名前が出るんです。

もちろんオーディションはなかったけど、一応審査があって、結果は見事合格。ちょっと調子に乗ると一応プロの現場にキャストとしてすでにいくつか出演していたので、当然っちゃ当然です(*‘ω‘ *)

ちなみに作品名はくりいむレモン水橋研二さん、村石千春さん主演のちょっとエッチなアニメ作品が原作の映画です。

そして迎えた撮影当日。今でもなぜか覚えているんですが、JRの田端駅から歩いていける学校での撮影でした。現場にはもちろん山下敦弘監督に水橋研二さんもいらっしゃて。いざ出番のシーン、マイクつけてないからセリフはオンではないけれど、セリフも与えられてよーいスタート。問題なくオーケーも出て、他のシーンも含めてサクサク撮影進んでいたような気がします。助監督に演技褒められたのを覚えています。悪い気はしないけど、素人のふりしてエキストラ参加しているので、そりゃそうだよなって思ったり(笑)

特に監督からは演出受けられなかったから、そこは正直残念だったけど贅沢は言えません。参加できて良かったなと今でも思っています。結局現在に至るまで現場で山下監督にお会いすることは出来ていないけど。まだわからないさ、きっと。

この撮影、もう一つ出来事がありまして撮影の日、お昼休憩に教室で一人でロケ弁をモグモグ食べていた時に、入ってきたおじさんがいて、いきなり「君なんでエキストラなんてやってるんだ?役者だろ?仕事は選ばなきゃだめだ。君見たことあるし空気でわかる」

的なことを言って来まして。もちろん全然悪い気はしないし、むしろそんなこと言われて嬉しいし。「山下監督の現場に来たくて、エキストラでも参加したくて」と答えました。その後も結構喋ってくれて、いい人だなぁって思ってて。

あとでわかったんですが、このおじさまはこの作品のプロデューサー的なお偉いさんだったようで。なんでわかったかと言いますと、当時の僕の所属事務所の社長と知り合いだったんですね。つまり僕のプロフィールを見たことあって、僕と気付いてくれたようでした。

これを知ったのも、撮影が終わって少し経ってから事務所に呼び出されて、「なんだろう?」思いながら行くと社長から「お前勝手に映画のエキストラやったのか?」と問われ、僕はなぜそれを!っと思いながら「すみません、山下監督の現場に行きたくて応募しました(このセリフ俺何回言うんだ笑)」と正直に答えました。

社長「プロデューサー(たしか)と俺知り合いなんだよ。連絡来てお前のところの俳優がエキストラできてるぞ、エキストラなんてやらすなよ。って言われたよ。なんで俺が怒られなきゃいけないんだよ」的なことを言われまして。「役付きで出せるかもしれないんだから、そういう時はまず相談しなさい」とも言われまして。

そしてMマネージャーは、勝手にやったことはもちろん怒られましたが、やる気はすごい伝わった的なことも言われた記憶があります。

そしてこのことがあったからか、次の映画の仕事の際に、事務所は僕を抜擢してくれたのでした。そのお話はまた今度詳しく。

結果的にいい方向に進んだ、初めてのエキストラ出演となりました。

ただ一つ言っておきたいのは、エキストラって俳優をしっかりやっていこうと思ってる人はやらないでいいですからね。好きな監督で少人数のエキストラとかならまだありかもしれませんが。エキストラばっかりやってる人って、一目でエキストラってわかる空気を出してしまうんですよね。お芝居もエキストラ芝居が染みつくというか。特にドラマのエキストラはお勧めしません。映画とかならある程度演技力求められるのでいいかもしれませんが。100回通行人やっても役者としてなんの糧にもなりませんからね。あくまで僕の個人的考えですが。エキストラ常連で意識高い人僕は見たことほとんどないので。きちんとやることやっているなら、エキストラはやる必要ないです。有名人見てキャーキャー言う意識低い人はぜひやってください。

なんか最後とげとげしくなってしまいましたが、本音です。

それよりもいっぱい本読んで映画観て外見も気を使って己を磨きましょう!!

いまはネットで映画観れる環境も手軽に作れますから(*^-^*)

それではまた次回に!!

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