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演劇・舞台・ミュージカル・映画も含めてこれからの方向性 日本の芸術の可能性

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こんばんは!今日は皆さんいい日でしたか??きっといいことの1つもあったことと思います。だからいい日です!(*‘∀‘)海外ドラマフルハウスの前回のブログがアクセス数たくさん頂いていてびっくりしてしまいました。皆さん本当にありがとうございます!

今日のテーマですが、

映画やミュージカルや舞台って皆さん観に行けれてますか

特になかなか好きな人しか観に行かないのが舞台やミュージカル。観に行かれたことない方々も結構いらっしゃいますかね?

ありがちなのがバイト時代にバイト先に駆け出しの役者が一緒に働いてて、チケット買ってくれって言われて仕方なく観に行ったケースですかね。そして観に行ったら死ぬほどつまらなくて二度と舞台は観に行ってない、とか。実はこのケースってめちゃくちゃ多いんじゃないかなって僕は個人的には思っています。

しかもこのケースのせいで日本にミュージカルや舞台がなかなか一般の趣味にならないんじゃないかなと思ってます。映画ほど国民の趣味にはなってませんからね。だってバイト先のエセ役者に頼まれて仕方なく観に行った舞台が死ぬほど面白かったら、また舞台観に行きたいなって思うじゃないですか。また観たいと思わないという事は、見せる側に問題があるんです。自己満足の舞台の多いこと多いこと。自分たちが気持ち良くなってどうすんねん!それなら代々木公園とかで無料で観てもらってろや!なんて毒も吐きつつ。でもやっぱりお金取るってことはそれだけの責任が伴いますから。

ついでにもう一個言うと、客席が出演者の親族や友達ばっかりって・・・。なんだ?なんで俳優やってるんだい君は?って思っちゃいます。これは制作側にも大きな問題がありまして、関係ない人が観に行きたいと思えるようなものを作ってないし、そういうキャスティングしてないからです。あ、キャスティングとはどの役にどの役者を使うかを決めていく作業の事です。

キャスティングというものは、少し売れてくると、そしてもっと売れれば売れるほど、俳優にとってどんどんシビアなものになっていきます。

簡単に言うと、応援してくださっているファンの数がとっても重要になってきます。

この役者はいつも100人ぐらいチケット売れるからこれぐらいの役に入れようとか、ちなみに大きい役から1番手、2番手、3番手と、役の大きさは番手でという名称で表されます。チラシとかポスターに書いてある役者の名前の順番は決してテキトーではなく、この番手順となっています。最後は大体ベテランの方になっています、その場合はもちろん番手が低いわけではありません。ベテラン俳優は「とめ」というポジションで若手が多い舞台では特に芝居を締めるという重要な役割が課せられます。

出演の基準は演技のうまさじゃなくてファンの多さ?

ハッキリ言ってしまうと、そうです。もちろんこれが全てではないですが。

魅了してなんぼの世界ですから、もちろん人気も実力も兼ねそろえている方々はたくさんいらっしゃいます。本格派ミュージカルに出られてる俳優の方々などはこの場合が多いです。歌唱やダンスの訓練をしっかりやってきた方がほとんどですし。そこにお客さんも惚れ込むわけで、1番いい形なんじゃないかと個人的には思います。

僕個人で言えば、藤原竜也さんの舞台はお金払ってでも観たいし、実際にお金払って観に行っています。やっぱり魅了されるし、役者としても得るものが多いと僕は思うからです。

問題は、問題でもないんですが(笑)お芝居が全然な俳優がファンをたくさん持っているパターン。これも多々あります。仕方ないことだけど仕方なくない!もちろん主演になるわけですその俳優は。そして周りは上手い人でなるべく固めます。そしてこういう主演に限って他の仕事も結構あるから稽古になかなか出れない。でも周りの演技できるけどお客さんをあまり呼べない俳優たちは、この主演俳優のおかげでたくさんのお客さんの前で芝居できるわけだから、ありがたいっちゃありがたいわけです。

しかし主演だけならまだしも、5番手ぐらいまで人気先行の役者を使う舞台も多々あります。

でもわかるんです。制作側もビジネスですから!失敗したら倒産しかねないんです、規模の大きくなってくる舞台だと。そりゃ人気ある役者使ってお客さんがたくさん入ってくれた方がいいに決まってます。例え作品そっちのけでその役者単体だけを目で追っているお客さんばかりだったとしても。

でも僕は思うんです。

作品で呼べる舞台やミュージカルがあるべきじゃないか。むしろ海外ってそうだし。

よく聞くブロードウェイとかオフブロードウェイとかって、名もない俳優を抜擢したりもするんですよね、オーディションで。ハリウッド映画も全然有名じゃないド新人が主演張ったりってあるじゃないですか。僕あれこそ芸術のあるべき形だと思うんですよね。知名度うんぬんじゃなくて、演技が素晴らしくて役のイメージに合ってればキャスティングする。だからアメリカンドリームって言葉ってあると思うんです。

でもこの差って実は観に行く側にも問題があって、日本って古典とか含めてやっぱり芸術に対する意識が低いんです。これはいつからかそれが当たり前になっていて誰が悪いわけではないんですが。だってシェイクスピアをちゃんと読んだことある人って実は少ないんですよね、日本人。日本の劇作家の名前なんて知らないのがきっと当たり前だと思います。もう風潮がそうなんですよね。

だから漫画原作とかアニメ原作の映画とか舞台ばっかりお客さん入るんです。日本が誇る文化の1つだからそうなるのもわかるんですが、ちょっと子供だましなのも多いんじゃないかなぁと正直思ってしまいます。そもそも脚本家を目指してる人だったりプロの脚本家だってオリジナルを書きたいわけです。でも原作モノじゃないとお客さんが入らない。既存の日本の戯曲をやってもお客さんは入らない。それじゃ誰もやらないですよね。それぞれ生活がかかってるわけですから。

解決策は観客の芸術レベルを上げること?

すごい偉そうになってしまっていますが、このレベルを上げる作業っていうのは作り手側の仕事です。つまらないものって絶対いつかは淘汰されるわけで、芸能事務所のしがらみを未だに続けてたり内容も同じことを繰り返しているテレビドラマがいま悲惨なことになっているのがいい例です。その中でいいものってやっぱり残り続けるんです。山田洋次監督の作品を今の子供たちが観ても、なんか胸に来るものって絶対あると思うんですよね。洋画のゴッドファーザーが今観たって最高に面白いように。

インターネットがこれだけ普及して、これからも芸術の形ってどんどん変わってくると思います。それに逆らう必要はもちろんないんだけれども、せっかくなら芸術の根本のクオリティもどんどん上げていきたいですよね。それが芸術をやってお金を頂いている人たちの使命でもあると思うし。自分も含めて!!

だから観る側のレベルが自然に上がっていくような、いい意味で辛口な観客が増えるような、そういうものを発信していかなければいけないと思うわけです。この役は原作のキャラクターと似てるとか、原作ハショリ過ぎじゃない?とかそういうことではなく。

たまに「うわーめっちゃ勝負しるなぁ~」って作品とか観るとやっぱりテンション上がるし、稀にだけど小劇場の舞台でも脚本めっちゃおもしろい!って思う事あるし。僕ほとんど招待でしか行かないから全然本数は観てないですが。ごめんなさい(+_+)役者に身を置いてた僕がそうなんだから、一般の人達がそんなに舞台観に行くわけないよねやっぱり(笑)まずは文化としてめっちゃ弱いってことですね。

そうそう、これは余談ですが、キャスティングの話に戻りますが、ある読者モデルの子がTwitterのフォロワーが〇万人いる子だったみたいで、これはチケット相当売れるだろうと思った制作サイドが、なかなかのギャラでその子に主演オファーをして、その子も快諾。いざ蓋を開けてみたら、その子のチケット売り上げ15枚だったそうです。制作側真っ青ですよ。自業自得なんですけどね。お客はいらない上に高額なギャラも支払うわけで。でも未だにこのTwitterのフォロワー数ってキャスティングの際の1つのバロメーターになってるみたいです。ちなみに僕にもここでは明かしてないアカウントですが、ありがたいことに〇千人っていう1万人まではいかないフォロワーの方々がいらっしゃいますが、僕が舞台出てた時ももちろんそんな枚数チケットが売れるわけではございません!!お金を払って足を運んでまで観たいって思って頂くのってそれだけ大変なんですねぇ。

僕もゆくゆくは俳優仲間とすごい短いショートムービーを撮って毎週アップ出来たらって考えてます。インターネットのおかげで気軽に発信ができるわけですから、しっかりあやからないと(*‘∀‘)ネットで映画も観れちゃう時代ですから!

徒然なるままに書いてたらちょっと支離滅裂になっちゃったかもしれません。ホントは舞台での面白エピソード書こうと思ってたのに。。。熱くなってしまいました。また次回面白エピソード書きます!

それではまた次回に(#^^#)

hulu BroadWiMAX

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