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俳優修業でアメリカ上陸 初めての海外で楽しみながらも悪戦苦闘した日々

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数時間の入国審査の後にアメリカ上陸 アメリカで僕は若く見えるらしい。

入国審査をどうにかこうにか終え(前回のブログ第44話を参照)空港じゃないアメリカの地を踏んだ僕。最初の印象は「おお、日本人らしき人が全然いないぜ」いきなり異国に来たことを実感。当時はタバコを吸っていたので空港を少し出たところの喫煙所でまずは一服。「おお、アメリカでタバコ吸っているぞ俺」一つ一つに感慨深くなっているところですが、全然前に進まないので「おお、~~~」は割愛します。

でも今思うとシアトルも近い空港だから日本人結構いそうなもんなのに見掛けた記憶が全然ない。滞在中日本人と全く話さなかったし、というか話す機会がなかった( ゚Д゚)

まずは滞在中僕のホームとなる部屋を目指すわけですが、いきなりの難関・・・『バス』です。滞在中僕は全てバス移動をするわけですが、短期間っていうのもあってか最後までリラックスして乗れなかったです(*´Д`)行き先も合ってるか不安だし降りる所も神経使ってないと降り忘れそうだし。あ、でもよく考えたら日本でも撮影とかで行った知らない土地のバスって同じ感覚かも。海外を特別視し過ぎだったのかな。でも観光地じゃないから観光地独特の親切さはなかったです(笑)

バスなんですけど、無料だったか安くてもお金払ったか覚えてないんですが、僕すっごい子供に見られてて、結構な頻度で運転手さんに「お前は料金いらないよ!」とか「お前は〇ドルだけでいいんだよ!」みたいな感じで得してました。一応言っておきますけどちゃんと僕は自分の年齢言おうとしたし「いやいやいやそんな馬鹿な」的な空気を出してたんですが、列の後ろはつかえてるし運転手さんも笑顔で言ってるノリじゃないしで、しぶしぶ得してた感じですからね( ;∀;)でも僕この時25歳とかですからね。中学生ぐらいに見られてたんですよ(笑)身長だって180センチあるのに(゚Д゚;)やっぱりアメリカはデカいですね、いろんな意味で(笑)

アメリカの食事はビッグサイズは全てに当てはまらない

さっそく直面するのが生きてくために必要な食事問題。3ヶ月滞在予定で所持金は日本円で10万円。クレジットカードもあるとはいえなるべく出費は抑えたい。アメリカに行く前の僕のイメージでは、「アメリカの食事はとにかくデカい」だったので、基本的には1ドルのハンバーガーで満腹になるだろうし、それで朝昼兼用でいけるだろうと思っていました。僕かなり少食なので('ω')さっそく家の近所にあるマクドナルドに行くわけですが(近所って言ってもバス乗らなきゃ行けなかったかな笑)1ドルのハンバーガー買ったら、めっちゃ小っちゃい!!!(゚Д゚;)日本より小さいんじゃないか?ってぐらい。それはないにしても日本よりも大きいことは絶対なかったと思う。

ガーン(*´Д`)でしたね。ステーキとかハンバーグとか頼んだら食べきれないぐらいのが来るとかよく聞いてたしテレビでも見たことあったのに。あれきっと結構お金払ってる場合ですね絶対。誰を恨むことでもないからムシャムシャ食べました。とは言ってもこの1ドルバーガーがアメリカで一番食べた食事ですね。お世話になりましたm(__)m

映画でずっと観てた飲み物をやっと飲む!

ハリウッド映画を観てて子供が出てくる映画で頻繁に登場する飲み物。なんだかわかります??そうルートビアです。今でこそ日本でもだいぶ入手できるようになりましたが、当時はなかなか売ってなかったし沖縄にはあるみたいだけど沖縄行ったことないしで、やっと飲みましたルートビア(*‘∀‘)簡単に言うと湿布みたいな味します(笑)ダメな人はダメですね。僕はドクターペッパーとかも好きなタイプだったので、このルートビアもとても好きになりました。めちゃめちゃ飲んだなぁ(笑)最近飲んでないや。ビアとついてますがジュースですからね!!基本的にアメリカでは子供の飲み物です。ちなみに僕は昔も今もお酒飲めません、関係ないですね。映画繋がりで言うと、『I am Sam』という映画(ショーン・ペンダコタ・ファニング出演。TRFのサムではない)に出てくるIHOPというパンケーキレストランがあるんですが、これも映画の影響で行きたくて行きました。こちらも基本的には子どもが行きたがる場所です(笑)

アメリカの劇場に行ってオーディション申し込み

さぁいろんな経験値も大事な役者修行の一環ですが、それだけのつもりは毛頭ありません。舞台をやっている劇場を調べ足を運びました。バスに乗って劇場に着き、スタッフらしき人に話しかけました。「日本で俳優をやってるんだ。出演したいからオーディションしてくれよ」と。アメリカってすごいなと思わされたのですが、そのスタッフさんはちゃんと話を通してくれて、僕は劇場のスタッフルームみたいなところに通されました。すると明らかに偉いっぽい人たちがいて「日本の俳優なんだって?よし!次回作のオーディションを兼ねて演技を見ようじゃないか」と言うではありませんか!!

さすがアメリカ( ゚Д゚)なんて広く門を開いているんだ。アメリカンドリームって言葉が生まれるわけだ・・・。なんてことを思いました。実際日本じゃあり得ないですからね。どこの馬のホネかもわからないやつがプロフィールも履歴書も持たずにオーディションしてくれって来ても受けさせませんよ。

しかし一つ問題が勃発します。

「ところでボーイ、君はいつまでアメリカにいられるんだい?稽古して本番なわけだが本番はいついつだぜ?」

本番終わるまでアメリカにいられない!!(゚Д゚;)

ノープランの恐ろしさ・・・。あえなく断念せざるをえなくなったわけです。しかし、正直言って僕の英語力ではオーディションも受からなかったでしょう。向こうに行って英語の未熟さを痛すぎるほどに痛感しましたから(+_+)それでもこの時のアメリカの対応は僕に感動をもたらしてくれました。

しかもその後、「残念だったね。せっかくだからこの後の今やってる公演を観ていきなよボーイ」ということで、無料で席を取ってくれて観劇させて頂くことに。さらに何がどんな噂になったか知らないけど、席に座ってると次から次へとアメリカ人たちが僕と握手しに来る不思議な現象まで起きました。どうやらここでも日本の「有名な」俳優と勘違いされたようです。この時の真相はわからずじまいですが、たぶんその勘違いだと思われます(笑)客席がステージをグルっと囲んでる円形の綺麗な劇場でした。今ふと思いましたが、舞台の上手(かみて)も下手(しもて)も英語でなんていうのかわからないや(笑)よく出ようとしたなぁ当時の僕。その時の写真が1枚ありました。

 

このおじさまが僕をちゃんとお偉いさんのスタッフさん達に紹介してくれた、最初に話しかけたスタッフさんですね。ありがたかったなぁ。

アメリカをいろいろ見てまわるも治安の悪さにビビる

出演とかは難しいかぁと感じつつ、まぁそれならいろいろ見て回りましょうと思いいろいろまわってまさに観光もしてみました。写真がまだありました。

 

まさに観光していますね(笑)一応モザイク掛けてます、まだ素性明かしてないので('ω')

このタコマの地に住みだして割とすぐわかったことなんですが、なんにも知らなかったのですが、なかなかに治安が悪いんです(;´Д`)今はわかりませんが。近くのモールで銃撃戦があったり、身近なことで言うと、僕めちゃめちゃカツアゲされてました( ;∀;)カツアゲって死後なのかな、分かります?いわゆる「ほら金出せよ」っていう恐喝です(笑)いまでこそ笑って話せますが結構こわかったです。銃持ってるかもしれないってやっぱり考えちゃうんで怖いですよね。暗くなる時間帯になっちゃうと人気のないバス停とかでバス待ってるとかなり絡まれてました。向こうだと見た目子供みたいだしそりゃ狙われますよね(笑)大金を持ち歩いてることなんて絶対なかったから損害はそうでもないんですけどね!これもいい経験だったなって今は思ってます。

最後に感じたアメリカの優しさ まるで映画の『ターミナル』

お金もなくなってきてどうしようかなぁって時に思いついたのが、空港に入り浸ること。空港は旅してる人も来るしいろんな人と話せて人生勉強になるし、英語の勉強にもなるし一石二鳥じゃないかということで空港にかなり行って過ごしてました。自然と一部の空港のスタッフさんたちとも仲良くなって。そんな感じで過ごしてたらお金もホントになくなってきたし、早く日本に帰って俳優活動を再開したいなって思いも強くなってきました。空港の可愛がってくれてたスタッフさん達にそのことを伝えたんですが、思いのほか寂しがってくれてなんと寄せ書きまでしてくれたんです(´ω`*)

いよいよ日本に帰ることになるわけですが、ここで信じられない出来事が。なんと日本で激安で買った僕の帰りの飛行機のチケットを空港のスタッフさん達がファーストクラスに換えてくれたのです( ゚Д゚)

信じられないけどホントの話で、僕はファーストクラスで日本に帰国したのです。愛ですよね愛。当たり前ですが一睡もしなかったですね(笑)それ以来ファーストクラスなんて乗れてません。貴重な経験でした。足伸ばせるレベルじゃないですからね( ゚Д゚)上半身も伸ばせちゃうよ、みたいな。お酒飲めたらなお良かったんだろうけど僕は飲めないのでもったいなかったです。かなりの頻度でキャビンアテンダントさんがワインとか聞きに来るんです。ミルクをくださいと言ってました僕(笑)これは映画『キャッチミーイフユーキャン』のレオナルドディカプリオの真似です。僕影響されやすいので(笑)

そんな優しさに触れて感謝しながら、僕のアメリカ修行は終わりを告げました。俳優としては不完全燃焼でしょう、アメリカで演じることなく終えた旅だったので。でもいろんものを見て感じて、ありきたりだけどいい経験には間違いなくなりました。甘くないということも痛感したし、勝ち負けで言えば完全に負けだったなと自覚もしています。この時から海外に行けてないし、飛行機にすら乗れてないけど、また行きたいし行かなきゃなあと思います、アメリカに。今度は完全な観光地がいいけど、ハリウッドとかハワイとかグアムとか(笑)

そんな経験を経て日本に帰国した僕は芸能活動を再開しました。

その模様はもちろん今まで同様このブログで綴っていきます(*^-^*)

それではまた次回・・・。

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